東京都中野区の男性が名誉毀損…損害賠償求め提訴

投稿者: | 2024年1月25日

(2024年1月25日配信:報道)

 原告男性が運営に携わるサイト上で虚偽の内容を発信され、名誉を傷つけられたとして、神奈川県伊勢原市の男性が、東京都中野区の男性に160万円の損害賠償を求め、横浜地方裁判所に提訴していたことが25日、分かった。

 訴状によると、2021年8月、原告男性が運営に携わるサイト上に、原告男性の私生活上の事実であるかのような内容や、原告男性を誹謗中傷する内容があった。原告の男性は「投稿は完全に虚偽」「事実に反する悪質な内容」によって、多大な精神的苦痛を被ったと訴えている。

 原告の男性は取材に「運営に携わるサイト上で、悪質な虚偽情報の発信を行った被告の行為は悪質だ。インターネット上で見ず知らずの者を誹謗中傷する言動が社会に及ぼす影響は大きい。今後も法的対応を粛々と進めていく」と述べた。

 被告男性は「投稿を行ったことは間違いないが、投稿内容の一部について書いた記憶がない」と話しているという。本件訴訟の前に行われたプロバイダーに対し行われた発信者情報開示請求訴訟において、被告男性は「投稿したことは間違いないが、投稿内容は公然と発信されていなかった」と主張していた。被告男性は、原告男性の名誉を毀損したとして、神奈川県警に刑事告訴されている。

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