「破産者マップ裁判」真相2

投稿者: | 2022年5月21日

前回は、破産者マップ裁判の概要に触れました。「破産者マップ裁判」は、知れば知るほど、本当にくだらない裁判である。

2022年5月現在、第5回の口頭弁論が終えているが、原告2名(東京都荒川区の男性、石川県金沢市の女性)原告代理人の望月宣武弁護士、他5名の弁護士は、「破産者マップ」に掲載されていた証拠を「未だに」提出できていない。

原告代理人の望月宣武弁護士、他5名の弁護士は、原告代理人の望月宣武弁護士が経営する「一般社団法人リーガルファンディング」内の「破産者マップ被害対策弁護団」活動報告において、以下のように報告している。

証拠(甲号証)の提出手続については次回以降の期日で行うことになりました。

第1回口頭弁論期日のご報告、2021-09-25

破産者マップにおいて今回の原告が実際に掲載されていた事実の立証について追加の証拠を提出して欲しい旨の指示がありました

第3回口頭弁論期日のご報告、2022-01-24

裁判所から弁護団に対し、以下のような指示がなされました。

原告らが破産者マップに実際に掲載されていた事実について追加の証拠を提出する。

第4回口頭弁論期日のご報告、2022-03-14

弁護団から原告準備書面(2)及び証拠として甲第8号証から甲第10号証を提出いたしました。

②原告らが破産者マップに掲載されていた事実に関する主張の追加

第5回口頭弁論期日のご報告、2022-04-23

第3回目の口頭弁論の報告では「追加の証拠を提出して欲しい旨の指示」があったとしているが、この報告だけをみると、原告代理人の望月宣武弁護士、他5名の弁護士は、原告2名が破産者マップに掲載されていた証拠を「過去に」提出しており、「過去に提出した証拠とは別の『新たな証拠』を追加で提出して欲しいといわれた」ように読める。

しかし、原告2名は、破産者マップに掲載されていた証拠を未だに提出していない。その後も原告代理人の望月宣武弁護士は「追加の証拠」について、支援者に対する報告の中で、繰り返し言及しているが、仮に望月宣武弁護士が「破産者マップ」に原告2人が掲載されていた証拠をすでに出していたら、そこに触れる必要もないし、裁判所も「原告2名が掲載されていた証拠」について提出するよう、繰り返し言及する必要はない。

私は、望月宣武弁護士がリーガルファンディングの「破産者マップ被害対策弁護団」活動報告において、資金を提供した408名の支援者に対し「正しい事実」を報告していないと考えている。

第5回口頭弁論の報告において、望月宣武弁護士は「証拠として甲第8号証から甲第10号証を提出しました」と述べているが、証拠として出された甲8号証は、石川県金沢市の女性の「私は破産者マップに掲載されていたと思います」という感想文(陳述書)。甲第9号証は、破産者マップとは関係がない「破産者情報提供サービス」のハードコピー。甲第10号証は、破産者マップとは関係がない「5ちゃんねる掲示板」のハードコピー。これらは、原告2名が「破産者マップ」に掲載されていた「証拠」といえるのだろうか? このような状態にもかかわらず、望月宣武弁護士は「破産者マップに掲載されていた事実に関する主張の追加」と支援者に報告している。

もともと、「破産者マップ被害対策弁護団」の望月宣武弁護士が、日本全国から無理矢理、原告となる「破産者2名」を探し出し、その「破産者2名」が「破産者マップ」に掲載されている証拠がないのにもかかわらず提訴し、その後も、掲載されている証拠がないと繰り返し裁判所や被告弁護士から指摘を受けているにもかかわらず、法廷では「証拠を次回だす」と繰り返し、原告が裁判を提訴してから8ヶ月目になって、ようやく出てきた証拠は「破産者マップ」とは全然関係のないものばかり。本当にあきれる。本当に、くだらない裁判。時間の無駄。

このくだらない裁判に、毎回、原告弁護士3人(望月宣武、北周士、高木小太郎)が法廷にあらわれ、たまに住田浩史弁護士があらわれる。法廷では、原告2名+原告代理人弁護士6名が訴えている「プライバシー権侵害」「名誉権侵害」に関する議論は一度も行われず、裁判所の質問に対し答えるのは、いつも望月宣武弁護士であり、他4人の弁護士は、裁判長からの「次回の期日はX月○日でよいですか?」の質問に「はい」というだけ。望月宣武弁護士だけ法廷にでればよく、他3人の弁護士は法廷にいる意味もないし、何も価値を発揮していない。

望月宣武弁護士は、自身が運営する「リーガルファンディング」を通し、400人超から集めた180万円超のお金を集めた。望月宣武弁護士が、実質的に使った費用は、切手と訴状の収入印紙をあわせても1万円もいかない。集めたお金が余っているので、そのままの状態では支援者に説明ができず、一方、集めたお金を返還したくもないので、使い切ったことにするか、望月宣武弁護士のお仲間の弁護士にばらまきたい。だからこそ、望月宣武弁護士は、意味のない裁判を提起。そして、無駄に裁判を引き延ばし、3人の弁護士は、望月宣武弁護士が運営する「リーガルファンディング」からでる、数万円のお小遣いをもらいにきている状態になっているのではないかと考えている。毎回、内容がない裁判で、裁判は、数分程度で終わる。このくだらない裁判に、3人の裁判官が毎回、法廷にきて、原告代理人の茶番に付き合う。本当に日本は平和な国だ。

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