(2023年9月23日配信:報道)
KADOKAWA、集英社、小学館が、2022年7月28日、海賊版サイト「漫画村」の運営者「星野路実」氏に対し、20億円の損害賠償を求めた裁判をめぐり、各社の損害賠償金額の内訳が判明した。
関係者によれば「KADOKAWAが4億5083万9961円、集英社が4億7692万3161円、小学館が10億183万9419円、合計19億2960万2532円」の支払を運営者の男性に求めている。訴状に添付した収入印紙の金額は「488万円」。
20億円に及ぶ損害賠償金額の計算根拠について、関係者は「SimilarWebで表示された漫画村へのアクセス数の8%が、実際に漫画作品を閲覧したとみなし、漫画村にアップロードされた漫画1作品につき7410人の閲覧者がいたとみなしている。1作品あたりの損害金額について、2018年3月以前、1作品あたり580円の損害、2018年4月以降、1作品あたり626円の損害があったとしている。閲覧者数×金額×漫画作品数に基づき、損害賠償金額を計算している」と述べた。
別の関係者は「あるサイトのアクセス数を知るために、SimilarWebの情報を参考にする業界関係者は多いが、正確なアクセス数は外部からは分からない。星野路実氏の代理人である木村道也弁護士(福岡リーガルクリニック法律事務所)も、SimilarWebの情報は正確ではないとして、裁判で争っているようだ。星野路実氏は20億円の損害賠償を求められているが、裁判の成り行きによっては、損害賠償金額0円の判決になる可能性がある」とコメントした。
星野ロミさんが新破産者マップに登場する日も近そうですねw
星野ロミへの損害賠償は却下されるかも
東京地裁の判断に注目です