(2023年11月19日配信:報道)
被告男性が運営するサイト上で虚偽の内容を発信され、名誉を傷つけられたとして、神奈川県伊勢原市の男性が、千葉市花見川区の男性(31)に190万円の損害賠償を求め、横浜地方裁判所に提訴していたことが1日、分かった。
訴状によると、2020年2月、被告男性が運営するサイトに、原告男性の私生活上の事実であるかのような内容や、原告男性を中傷する内容があった。原告の男性は「投稿は完全に虚偽」「事実に反する悪質な内容」によって、多大な精神的苦痛を被ったと訴えている。
原告の男性は取材に「被告男性が運営するサイト上で、悪質な虚偽情報の発信を行った行為は悪質だ。インターネット上で他者を誹謗中傷する言動が社会に及ぼす影響は大きく、今後も法的対応を粛々と進めていく」と述べた。
被告男性は「注目されていた話題で上位表示が狙える話題だったから情報発信を行った」と話しているという。被告男性は、原告男性の名誉を毀損したとして横浜地検より書類送検されている。